評価サイクルを回すことで継続的な成長を!
今回の授業は、『評価サイクルを回すことで継続的な成長を!』です。これはどちらも大切なことなんですが、大抵は、どちらかが欠けているんです。きちんと理解して成長し続けられるサイクルを作りましょうね。
Contents
自己評価
自己評価とは、自分で自分を評価することです。これを高める必要があるのです。自己評価が低い人というのは、自分を認めていないということなのです。
自分の能力を過信することは間違いですが、妥当な評価をしないことも間違いなのです。能力相応の評価をすることで、自分の課題が見えてくることもあるのです。
他者評価
他者評価とは、前述の自己評価の反対語であり、他人から見た自分に対する評価のことです。これが低いということは、他者から認められていないということになります。
他者評価が低いということは、お客からの評価が低いということになり、ニーズがない仕事となります。このニーズを高めるために自己を高めるための努力が必要になります。
評価サイクル
評価サイクルには、自己評価と他者評価があります。以下にあるように4段階に分類することが出来ます。
導入 ~自己評価(低)+ 他者評価(低)~
これは、当然ながらダメですね。自分も認めない、他者からも認められない、そんなの仕事と言えないですよね。自分の為でも、人の為にもならないのであれば、これでは誰のために働いているのか?
ネガティブ思考 ~自己評価(低)+ 他者評価(高)~
これは、他人のために働けているので、感謝されることでしょう。ただし、いつか気付くのです。『これは、自分が本当にやりたい仕事なのだろうか?』と。自分が満足出来る仕事でないと、人生は豊かになりません。
自己満足 ~自己評価(高)+ 他者評価(低)~
これは、『自己満足』の世界です。独りよがりになり、誰からも感謝されなくなります。ビジネスには相手がいるのです。その相手を満足させるために働かなければいけないのに、自分だけ満足していても意味はありません。
成熟 ~自己評価(高)+ 他者評価(高)~
これは良さそうに見えますが、気を付けなければいけない部分もあるのです。それは、『うぬぼれ』です。自分も満足、他者からも褒められる、だから自分は完璧って考えてしまった時点で成長は止まる。
評価サイクルは回す
『それではどうしたらいいの?』と疑問に持たれるかもしれませんが、それは常に変動していくことが大切なのです。
新しいことにチャレンジ始めた頃は、『 自己評価(低)+ 他者評価(低)』であり、徐々に周りからの評価を得られるようになれば、『自己評価(低)+ 他者評価(高)』や『自己評価(高)+ 他者評価(低)』になり、最後には、『自己評価(高)+ 他者評価(高)』 へと変化していく。どこかの段階で停滞してしまわず、このようなサイクルで変化していくことが大切なのです。
安定と変動
元々、人は成長する生き物なのです。しかし、どこかに属し安定を求める習性もあります。その安定から脱却することで、自己評価と他社評価は変化するのです。
誰もが、『誰かから認めてもらいたい』と思うものですが、どこか『自分からも認めてもらいたい』と思っているものなのです。そのどちらも疎かにしてはいけないのです。このどちらに対しても正当な評価が出来ないと同じ段階で止まってしまい、継続的な成長は見込めないのです。
特に、他社評価を高める努力する人は多く見受けられますが、自己評価を高める人が少なく感じます。そのため、いつまでも自分の仕事に満足できず、同じ仕事をしてしまうのです。それでは、どこかで頭打ちになり成長は止まります。
まとめ
人に認めてもらい感謝してもらえる仕事をしましょう!それが出来たら自分を褒めてあげてください!そして、そこで満足せずに次のチャレンジを始めるのです!成熟した段階から新しいステージに移行することは、勇気のいることです。しかし、その勇気に踏み出さなければ自分の成長は止まるのです。勇気を出して、あなたの新しいサイクルとして取り入れてみてください。