iperfの使い方 〜応用編(自動実行のやり方)〜

ベル

今回の授業は、前回まで教えてきたiperfを自動で実行させてログまで取得してくれるバッチファイルを作成方法を教えていきたいと思います。バッチの内容まで全部理解できなくても何を行っているのかくらいは理解して、実行環境に合わせて修正できるくらいにはなりましょうね!これまでの授業を受けられていない方は、iperfを理解してからにしましょうね。

 

iperfの授業

iperfの使い方 〜基礎編①〜

iperfの使い方 〜基礎編②〜

 

 

コマンドプロンプトを使った自動実行とログ取得

それではコマンドプロンプトベースでバッチファイルを作成して、自動実行とログ取得をしていきたいと思います。例えば、最初の授業で使ったようなデフォルトコマンドに、サーバ側で『-1』を追加することで1セッションが完了したらiperfを終了するコマンドに変更してみます。以下のようなコマンドをテキストに入力して、拡張子を『.bat』に変更して『iperf3.exe』があるフォルダに保存してください。

 

サーバ側(cmd_iperf_sv.bat)

iperf3.exe -s -1 >> cmd_sv_test.txt
pause

 

クライアント側(cmd_iperf_cl.bat)

iperf3.exe -c 172.16.1.1 >> cmd_cl_test.txt
pause

 

これによりiperfを実行して、その実行結果を同一フォルダ内の『cmd_sv_test.txt』や『cmd_cl_test.txt』に保存することが出来るようになります。iperfコマンドの後に『>>』に続けて保存するファイル名を指定することで、実行結果をテキストに追記することが出来ます。『>』にすると、上書きされてしまいますので、過去データを削除したくなければ『>>』にしておきましょう。すごく簡単にできますよね。ただし、問題があったことに気付きましたか?

 

このコマンドプロンプトで出力結果をファイルに保存しようとすると、コマンドプロンプト上で何も表示されなくなってしまいます。これは、コマンドプロンプトの画面で表示すべき内容を直接ファイルに出力されてしまうからです。これでは試験結果を確認するために、毎回ファイルを開かないといけなくなります。

 

PowerShellを使った自動実行とログ取得

コマンドプロンプトでは、表示しながらファイルに保存することが出来なかったですが、WindowsのPowerShellを使用して以下のようにすると、コマンドプロンプト上でも表示することもできるようになります。

※今回はバッチファイル化することで、ダブルクリックで実行できるようにしています。

 

 

サーバ側(ps_iperf_sv.bat)

powershell -Command “C:\iperf\iperf3.exe -s -1 | Add-Content -Path ps_iperf_sv.txt -PassThru”
pause

 

クライアント側(ps_iperf_cl.bat)

powershell -Command “C:\iperf\iperf3.exe -c 172.16.1.1 | Add-Content -Path ps_iperf_cl.txt -PassThru”
pause

 

少しコマンドの中身を見ておくと、最初の『powershell -Command』に続いて” ”でPowerShellのコマンドを定義していきます。次の『C:\iperf\iperf3.exe -s -1』までが、iperfの実行コマンドとなります。クライアントであれば、『C:\iperf\iperf3.exe -c 172.16.1.1』のようになります。この実行結果をパイプライン(|)で次のコマンドに渡してあげます。

 

続いて『Add-Content -Path』で、このバッチファイルが保存されているフォルダに『ps_iperf_sv.txt』を作成して、追記させることが出来ます。もし追記ではなく上書きしたいのであれば、『Set-Content』に変更してください。ここまでのコマンドで実行すると、先程のコマンドプロンプトで実行するのと同様の結果となりますが、最後に『-PassThru』を付けることで実行している画面に、実行結果を表示することが出来るようになります。これにより試験結果を確認するのに、わざわざファイルを開かなくて済みます。

 

それでは、実際に試してみましょう。以下のサーバ側出力例のように結果が出力されていたら成功です。この出力結果は、ファイルにも同じように出力されているはずです。

 

サーバ側の表示例

 

OSやiperfのバージョンなどが異なると思います。自分の環境に合わせて、きちんと試験した上で使用するようにしましょうね。

 

まとめ

ベル

今回の授業はいかがでしたか?実行バッチの作り方について教えていきましたが、最も重要なのはiperfの使い方となります。コマンドの使えない方をマスタ指定ない方は、以前の授業でしっかりと復習しておきましょうね。それ以外にも自動化するためのツールを紹介させていただいていますので、こちらも一緒に勉強して仕事の効率化を図ってみてください。

 

iperfの授業

iperfの使い方 〜基礎編①〜

iperfの使い方 〜基礎編②〜

 

ツールの紹介

ExPingを使いこなす方法を学ぼう!

Winmergeでログ比較 ~基礎編~

Winnergeでログ比較 〜応用編〜

 

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