Cisco機器にTelnet接続してみよう!

ベル

今回は、ネットワーク機器へのtelnetアクセス方法について教えます。以前、記事にしたConsole接続と違って事前にいくつかの設定が必要となります。

 

事前設定

前回のConsole接続をして事前設定を投入しましょう。前回の授業を受けていない方はこちらの『Cisco機器にコンソール接続してみよう!』からですよ~。

 

TeraTermを起動

それでは、Tera Termを立ち上げてください。以下のような画面が表示されると思います。

 

 

特権モードに移行

ルータにログインすると、『Router>』というプロンプトが表示されます。スイッチであれば、『Switch>』と表示されますので、確認してください。この状態が、ユーザーモードというモードで投入できるコマンドにかなりの制限があります。その後、”enable”と入力することで、特権モードに移行することが出来ます。

 

 

 

グローバルコンフィグレーションモードに移行

先程の特権モードから“configure terminal”と入力することで、グローバルコンフィグレーションモードへの移行することが出来ます。特権モードとの比較を一言で言ってしまえば、機器の設定変更が可能となるモードです。ここのモードでの設定変更は、ネットワーク機器全体に及ぶものとなり、インターフェイスごとの変更は、特定コンフィグレーションモードに移行してからになります。

 

 

 

ホスト名の設定

そもそもホスト名とは、機器を一意に特定するための名前で、システム内で同じ名前を付けないことを、強くおすすめします。同じ名前を付けてしまうと、誤って設定変更をしてしまうことがあるからです。また、事前に命名規則などを定めておくことで、より分かりやすく分類することが出来ます。

 

ホスト名の設定は、“hostname hostnameで設定が出来ます。今回は、『Test-RT-01』とします。設定すると即座にプロンプトが変化するので確認してみてください。

 

 

 

 

ログインパスワードの設定

Telnet接続するときは、ログインパスワードというものが設定されていないとログインが拒否されます。そのため、まず先に設定するようにしましょう。その設定方法はいくつかあるのですが、まずは一番シンプルなVTY line(Virtual Terminal Line)で設定しましょう。今回のパスワードは、『test』とします。

 

 

 

※”line vty 0 4″の設定は、セッション数を表しており、0~4までの5セッションが可能とする設定となります。最大で16セッションまで設定可能となりますので、使用環境に合わせて設定をするようにしてください。

 

特権モードパスワードの設定

特権パスワードの設定をしましょう。この設定をしないとコンソール接続時は、スムーズに特権モードに移行できますが、Telnetアクセスした場合は、特権モードに移行出来なくなります。そのため、必ず設定するようにしましょう!特権モードで“enable password password”を入力することで設定できます。今回は、『cisco』としましょう。

 

 

 

インターフェイス設定

最後に、ルータとパソコンを繋ぐためのインターフェイスにIPアドレスの設定をしましょう。まずパソコンと接続するインターフェイスを決めてください。今回は、“GigabitEthernet 1”にIPアドレス(10.1.1.1/24)を指定する方法を紹介しますが、皆さんはお持ちの機器のインターフェイスに読み替えて設定してくださいね。

 

 

 

設定の確認

設定内容は、”showコマンド”を使って確認することが出来ます。基本的な“show running-config”で確認してみます。先程、設定した内容通りに表示されていることを確認してください!以下のように表示されていればOKです!

 

ホスト名の確認

『Test-RT-01』と表示されていることを確認してください。

 

特権モードパスワードの確認

特権モードへの移行パスワードが『cisco』と設定されていることを確認してください。

 

インターフェイスのIPアドレス設定を確認

GigabitEthernet1のIPアドレスが『10.1.1.1/24』で設定されていることを確認してください。

 

Telnetログインパスワードの確認

Telnetログインのパスワードが『test』と設定されていることを確認してください。

 

 

以上のように設定されていることが確認できれば、いよいよTelnetアクセスしてみましょう!

 

Telnetアクセスしよう!

次にパソコンのIPアドレスを『10.1.1.0/24』のセグメントに属す必要があります。ちなみにルータと同じアドレスは採番できませんので、それ以外にしましょうね!とりあえず、アドレスを『10.1.1.254』にして、サブネットマスクを『255.255.255.0』で設定みてください。そしたら、パソコンとルータのGigabitEthernet1を接続してみてください。

 

ケーブルの種類はルータとパソコンですのでクロスケーブルで接続する方がいいですが、今回はルータのインターフェイスがAUTO MDIが機能しているのでストレートでもOKです!※ケーブルの種類がわからない方は、こちらの『LANケーブルの使い分け』で確認してくださいね!

 

それではTera Termを起動して、telnetアクセスしてみましょう!

 

 

アクセスすると、まず先にパスワードが聞かれます。これは先程設定したVTYパスワードとなりますので、“test”と入力してください。その後、”enable”と入力すると、またパスワードが聞かれますので、次はenableパスワードの“cisco”を入力してください。これで、特権モードまで入ることが出来ました。

 

 

 

まとめ

ベル

今回は、前回の続きとしてネットワーク機器へのアクセス方法のもう一つを教えます。それがTelnetアクセスです。前回、記事にしたConsole接続と違って事前にいくつかの設定が必要となります。

 

今日はここまでとなります。今回の記事を読んでもらえればCiscoルータへのTelnet接続が出来たと思いますので、次回以降は、前回のコンソール接続とTelnet接続の両方を使いながら設定していこうと思います。アクセス方法を忘れないようにしてくださいねー!

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