VB(Visual Basic)でExpingを操作(3) ~実行編~

ベル

今回の授業は、前回に引き続きVBVisual Basic)を使ってExpingの自動化」を教えていこうと思います。今回は、VBを実行するところまでいこうと思います。まだ前回の授業を受けられていない方は、こちらから。

 

VBVisual Basic)でExpingを操作

VBVisual Basic)でExpingを操作(1) ~フォーム作成編~

VBVisual Basic)でExpingを操作(2) ~ボタン作成編~

 

ここまでの復習

新しい授業に入る前に、ここまでの復習をしておきます。詳細は上記に紹介している授業を受けるようにしてください。

 

1時間目 ~フォームの作成~

まずは、第一回目の授業でフォームを作成しました。今回は、ラベル(Label)を使って『現状リスト』と『変更後リスト』という文字を入力してフォームに配置しました。次に、リッチテキストボックス(RichTextBox)を使って現状のリスト表示するスペースと変更後のリストを入力するスペースを作りましたね。ここでは、複数行が入力できるようにテキストボックス(TextBox)ではなく、リッチテキストボックス(RichTextBox)を使うようにしました。最後にボタンを作成して、データの処理が出来るようにさせました。配置については、それぞれの好みにお任せしますが、僕は以下のような構成にしてあります。

 

 

2時間目 ~ボタンの作成~

次の授業でボタンにコードを入力していきました。まずは、現状のリストをExpingで使っている「Exping.def」ファイルから『読み込み』、『コピー』したい内容を「変更後リスト」に反映させるボタンを作成しました。そして、変更後のリストをすべて削除したい時のための『削除』ボタンを作成し、宛先リストが完成したら『リスト作成』ボタンを押下することでリスト作成が完了するようにできました。そして最後にExpingを立ち上げて実行するための、『実行』ボタンが完成したのでボタンの作成は完了です。(実際に使用するためには、例外処理などが作られていないのでエラーを吐き出すことがありますが…。)

 

 

ここまで振り返ることが出来たら、実際に使える環境を作っていこうと思います。

 

実施環境の構築

実施環境とは、前回の授業でも触れましたが、Expingを実行するにあたり指定のフォルダ構造にしたり、以前の授業で紹介したExping実行バッチなどを少し修正する必要があります。順に説明していきますので、自分の環境を直していくようにしてください。

 

フォルダ構造

それでは、フォルダ構造を説明していきたいと思います。以下のようなフォルダ構造で各ファイルを配置してください。

 

 

以前のExPingを使いこなす方法を学ぼう!』で教えたフォルダ構造をCドライブ直下に保存したような形ですね。それに『結果』フォルダを作成しておいてもらえればと思います。

 

Exping実行バッチの修正

修正する内容としては、以下の青地の部分になります。変更理由としては、このバッチファイルを手動で実行しているのであれば、問題なかったのですが、VBで実行すると、VBのファイルが保存されている場所から相対パスがスタートされてしまいます。そのため、想定している場所と違う場所のバッチファイルを実行しようとしてしまい、エラーになってしまいます。そうならないように、絶対パスで表記するように変更しておきます。

 

@echo off

echo %date%
echo %time%

set yyyy=%date:~0,4%
set mm=%date:~5,2%
set dd=%date:~8,2%

set time2=%time: =0%

set hh=%time2:~0,2%
set mn=%time2:~3,2%
set ss=%time2:~6,2%

set filename=%yyyy%%mm%%dd%_%hh%%mn%%ss%

start C:\test\exping\ExPing.exe -R -C -O C:\test\結果\%filename%-ping結果.csv

 

このようにExping実行バッチを加工しておいてもらえれば、準備完了です。Visual Studioで最後の仕上げに入っていこうと思います。

 

EXEファイルの作成

ここまで準備が出来たらVisual Studioで実行させてみましょう。画面の上に『▶開始』があると思います。これを押下して実行してみましょう。これまでに作成してきたフォームが上がってくると思います。ここに自分が疎通確認を実行したいIPアドレスを入力して、リストを作成し実行してみてください。Expingが立ち上がって実行出来たらOKですね!

 

ただし、このExping実行するのに、パソコンにVisual Studioをインストールしていないと出来ないなんてめんどくさいですよね?そうならないようにEXEファイルを作成しておきます。このファイルさえあれば、Visual Studioがなくてもツールは使用することが出来るようになります。

 

上部にある『ビルド』をクリックして、『疎通確認ツールのビルド』を選択してください。『========== ビルド: 1 正常終了、0 失敗、0 更新不要、0 スキップ ==========』と下部に表示されていたら完成です。この『疎通確認ツール.slnが保存されているフォルダから『疎通確認ツール』binDebugと入っていくと、『疎通確認ツール.exeというファイルがあると思います。これさえあれば、どこでもツールが実行出来るようになります。試しに、この『疎通確認ツール.exe』をコピーしてデスクトップに持ってきて実行してみましょう。問題なく実行出来れば完成です。

 

ツールのプレゼント

ここまで一緒にお勉強してもらった方にプレゼントです。『一生懸命作ったけど、うまくいかなかったよ。』などと言う方もいると思います。EXEファイル化してしまっていますが、よかったらダウンロードして使ってみてください。授業で教えきれていない加工もしており、もう少し便利になっています。(過去のExping実行ログを『_old』に移動していたり、Exping実行ツールを実行すると自動的に現状リストを読み込むようにしていたりなど。)

 

疎通確認ツール

 

このファイルをCドライブ直下に移動して実行してみてください。中の『EXEファイル』は、別の場所に移動してもらってもOKです。

 

まとめ

ベル

これでVBVisual Basic)でExpingを操作』の授業は終了となりますが、全体を通していかがでしたでしょうか?まだまだ改善する余地はありますが、少しでも便利に使えるようになったと思いませんか?このように、日々の業務を少しでも楽になるための苦労を惜しまずにやっていくことが、将来の仕事のスタイルが大きく変化していくものです。これからも紹介をしていこうと思いますので、一緒に勉強してもらえればと思います。

 

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