VB(Visual Basic)でExpingを操作(2) ~ボタン作成編~

ベル

今回の授業は、前回に引き続き「VB(Visual Basic)を使ってExpingの自動化」を教えていこうと思います。前回は、フォームの作成まででしたので、実際のコードを書いていきます。前回の授業で作成していたVisual Studioを開いて準備をしてくださいね。前回の授業を受けられていない方は、こちらから。

 

VB(Visual Basic)でExpingを操作(1) ~フォーム作成編~

VB(Visual Basic)でExpingを操作(1) ~フォーム作成編~

 

振り返り

前回の授業を受けられていると、以下のようなフォームが完成していると思います。

 

ここで作成されているボタンにコードを追加して、データを処理していきたいと思います。

 

ボタンの処理

このフォームの中に作られているボタンに、処理コードを入力していきたいと思います。ボタンにコードを入力したい場合は、ボタンをダブルクリックすると、「Form1.vb」という画面が開かれると思います。ダブルクリックしたボタンの処理コードを入力するためのコードだけが2行書かれていると思います。この間に書いていきます。

 

試しに左下に作成した「読み込み」ボタンをダブルクリックしてみてください。以下のようなコードが表示されると思います。この2行の間に、処理コードを入力していきまます。

 

Private Sub Form1_Load(sender As Object, e As EventArgs) Handles MyBase.Load

End Sub

 

読み込みボタン

それでは『読み込み』ボタンを作っていきたいと思います。このボタンでどんなことをしたいかと言うと、実行したいExpingから現状の宛先を入手したいと思います。Expingの宛先リストは、『ExPing.exe』ファイルが保存されているフォルダの『ExPing.def』ファイルに書かれています。ここのデータを読み込んで、現状リストに表示したいと思います。

 

「RichTextBox_asis.LoadFile(“C:\test\exping\ExPing.def”, RichTextBoxStreamType.PlainText)」を入力してあげると、『”C:\test\exping』フォルダに保存された『Exping.def』ファイルから宛先リストを読み込むことが出来ます。今回、作成している『Exping.exe』ファイルを以下のようなフォルダ構成で保存することで実行出来るようになります。

 

ただし、一つ問題があります。この1行だけを追加すると、Expingを一度も立ち上げたことがない状態で「読み込み」ボタンを押下すると、ファイルの読み込みエラーが発生してしまいます。そのため、先程の1行の前後に「If System.IO.File.Exists(“C:\test\exping\ExPing.def”) Then」と「End If」を入れておきます。これにより、「C:\test\exping\ExPing.def」があれば、宛先リストを読み込むようになります。それでは、実際に書いてみましょう。

 

Private Sub Button_readin_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles Button_readin.Click
  If System.IO.File.Exists(“C:\test\exping\ExPing.def”) Then
  RichTextBox_asis.LoadFile(“C:\test\exping\ExPing.def”, RichTextBoxStreamType.PlainText)
  End If
End Sub

 

 

コピーボタン

次に『コピー』ボタンを作ってみます。これは、左側に表示されている現状リストを変更後リストに貼り付ける処理をさせたいと思います。入力するコードは『RichTextBox_tobe.Text = RichTextBox_asis.Text』となるわけですが、意味は簡単です。前回作成した「RichTextBox」に名前を付けたと思いますが、そのうち、変更後リストである「RichTextBox_tobe」の「Text」項目に、「RichTextBox_asis」に入力した「Text」データを代入するように定義します。この1行だけでOKです。以下のようになっていると思います。

 

Private Sub Button_copy_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles Button_copy.Click
  RichTextBox_tobe.Text = RichTextBox_asis.Text
End Sub

 

削除ボタン

次は、『削除』ボタンです。これの役割としては、変更後リストをすべて削除したい場合に使います。先程の同じようなコードとなります。早速、コードを見てください。

 

Private Sub Button_delete_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles Button_delete.Click
RichTextBox_tobe.Text = “”
End Sub

 

この「RichTextBox_tobe.Text = “”」とすることで、変更後リスト(「RichTextBox_tobe」)の「Text」の内容をすべて空白にさせることが出来ます。これも先程と同様でわかりやすいですね!

 

リスト作成ボタン

『リスト作成』ボタンは、その名の通り、変更後リストをExpingの宛先として反映させるボタンとなります。先程も出てきた「Exping.def」に変更後リストを書き込むためには、「RichTextBox_tobe.SaveFile(“C:\test\exping\ExPing.def”, RichTextBoxStreamType.PlainText)」を設定するだけです。先と同様で、ここで書かれているパスが実行条件となりますので、自分の環境に合わせて変更してもらえればと思います。

 

Private Sub Button_make_list_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles Button_make_list.Click
  RichTextBox_tobe.SaveFile(“C:\test\exping\ExPing.def”, RichTextBoxStreamType.PlainText)
End Sub

 

「実行」ボタン

最後に『実行』ボタンですが、このボタンでやりたいことは2つです。1つは、当たり前ですが、Expingの実行です。実行するためのバッチファイルは「C:\test\Exping実行.bat」としておきますが、実行ファイルの保存先に合わせて変更してもらえればと思います。もう1つがExpingの実行結果が保存されたフォルダを立ち上げたいと思います。

 

僕が使用しているExpingが終わると自動的にExpingを閉じるようにしています。そのため、実行結果は「CSV」ファイルとして保存させているので、自分で開いて結果を確認出来るようにしておきます。(ゆくゆくは実行結果も判定して表示出来るようにしたいと思いますが。。)以下のように入力することで実現することが出来ます。

 

Private Sub Button_do_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles Button_do.Click
  System.Diagnostics.Process.Start(“C:\test\Exping実行.bat”)
  System.Diagnostics.Process.Start(“C:\test\結果\”)
End Sub

 

これでボタンを押下した際の処理に必要となる最低限のコードが書き終わりました。今回の授業で、各ボタンで以下のような処理が出来るようになったと思います。

 

 

まとめ

ベル

今回の授業は、ここまでとします。1行でコードで処理が出来るボタンもありましたね。VBの良さはボタンの作成をGUIで出来るため、実際の処理だけをコード化するだけで済みます。これによりプログラミング初心者でも理解しやすいように思われます。次回の授業でツールも完成となりますので、最後まで頑張っていきましょう!!

 

VB(Visual Basic)でExpingを操作(3) ~実行編~

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