VB(Visual Basic)でExpingを操作(1) ~フォーム作成編~

ベル

今回の授業は「VB(Visual Basic)を使ってExpingの自動化」を進めてみたので紹介させていただきます。今回は、入力フォームを作成するところまでとなります。ちなみにExpingについては、以前の授業で自動実行出来るようにしていたので、まだ、読まれていない方はこちらから読んでみてください。※VBの勉強を始めて5日程で作ったツールですので、不備や雑な部分もあると思いますが、ご了承ください。

 

Expingを使いこなす方法を学ぼう!

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VB(Visual Basic)とは

まず、VB(Visual Basic)について学びましょう。VBとは、Microsoft社が開発したプログラミング言語で、視覚的にプログラミングが出来る特徴があります。Pythonなどのプログラミングであれば、最初からコードを作成していくわけですが、VBは先にGUI(グラフィカル・ユーザインターフェース)でユーザ操作画面を作成します。これを使ってプログラミングをしていくので、初心者にはわかりやすい言語となります。この授業でも少し作り方を紹介させていただきますので、そこで少しわかってもらえると思います。

 

 

事前準備

それでは、早速VBを使っていこうと思いますが、インストールしないと使えないので、ダウンロードから始めましょう。と言っても、VBをダウンロードするのではなく、このVBを使用するための統合開発環境として「Visual Studio」が用意されており、これをインストールするとVBが使用出来るようになります。以下のサイトからダウンロードしてみてください。『コミュニティ』をダウンロードすれば個人で使用する分には問題ないと思います。

 

ダウンロード | IDE、Code、Team Foundation Server | Visual Studio

 

 

上記のサイトにアクセスすると、以下のような画面が表示されますので、「無償ダウンロード」をクリックしてもらえればダウンロードが開始されます。

 

ダウンロードしたら任意の場所にインストーラを移動して、インストールを開始しましょう。僕は、以下の「3ステップでしっかり学ぶVisual Basic入門」から学びました。イチからVBを学びたい方は、実際にコードを書きながら学べるのでおススメです。内容的には多くないので1週間かからずに学べると思いますよ。ちなみに、これからの授業は、この本で学んだことを多く使っています。※一部、ネットで調べたりしましたが、基本はこの本で学びました。インストール自体は難しくないので、やってみましょう。

 

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Expingの自動実行ツール

インストールが完了してプロジェクトを実際に作っていくわけですが、どのようなものを作ろうとしているかを簡単に説明しておこうと思います。まずやりたいことですが、前回作成したExpingの実行ツールをもう少し便利にしていきたいと思います。そもそも何が不便だったかと言うと、以下の点があげれます。

 

 

 

今回は、この1つ目の「Expingを立ち上げて宛先変更する必要がある」点を修正してみたいと思います。せっかくバッチファイルで実行出来るようになっていたのに、変更する時にはExpingを立ち上げる必要があるなんてイマイチですよね。なので、VBで操作をまとめてみたいと思います。実行結果が瞬時に判断できるような仕組みは、これから別の機会で紹介させていただきます。

 

完成イメージ

まずは、今までをExpingツールを使ってみて気になっていた点は、Expingを実行する宛先を変更する際の手間です。実行する場合は、バッチファイルをダブルクリックするだけでよかったのですが、宛先を変更する時は『ExPing.exe』を開いて宛先を変更する必要がありました。毎回同じ宛先に繰り返し実行する場合は、それほど影響ありませんでしたが、頻繁に宛先が変更されるような場合、バッチファイルを作ってもあまり意味がありませんよね。

 

そうならないように、入力フォームを作成して、そこで宛先を入力し、実行までが出来るようになると結構便利ですよね?そこで考えたのが以下のような入力フォームです。これで一元管理が出来るようにしてみたいと思います。

 

 

 

Visual Studioの起動

それでは、早速、インストールしたVisual Studioを立ち上げてみてください。起動してみると、黒い画面にいろいろ書かれた画面が出てくると思います。そしたら、左上の「ファイル(F)」のタブから「新規作成(N)」→「プロジェクト(P)…」をクリックしてください。

 

 

「新しいプロジェクト」の画面が開かれますので、左側に書かれている「Visual Basic」を選択して真ん中の画面で「Windows フォーム アプリケーション (.NET Framework)」選択してください。その画面の下に書かれている「名前(N)」「場所(L)」を任意に入力して「OK」をクリックしてください。これから作成されるプログラムが保存されるフォルダが作成されるはずです。これで事前の準備は完了です。

 

入力フォームの名前変更

フォルダが作成されると、「From1」と言う名前の入力フォームが表示されます。この入力フォーム名がそのままだとカッコ悪いですよね?ですので、ツールの内容に合わせて名前を変更してわかりやすくしておきます。今回は、「疎通確認ツール」とでもしておきましょう。Visual Studioの左下に「プロパティ」が表示されているのがわかりますでしょうか?この中に「Text」と書かれた項目に「Form1」と入力されているのを「疎通確認ツール」と書き換えてみてください。Enterをクリックすると、画面が変更されているのがわかりますか?たったこれだけで表示が変更できました。

 

また、この入力フォーム自体の名前も変更してみましょう。今回は、特に複雑なことをしないので、フォームの名前を変更しなくてもいいのですが、別のフォームから呼び出すときなどに使用される名前ですので、管理しやすいように変更しておくことをおすすめします。同じように「プロパティ」の中に「(Name)」と書かれている項目に「Form1」と入力されているのを見つけたら、「exping_tool」と変更してしておきましょう。

 

部品の配置

フォルダが作成されるとVisual Studioの画面に「Form1」と書かれた入力フォームが表示されていると思います。ここに、今回使用する部品を配置していこうと思います。今回は、以下の部品を使っていきます。

 

 

たったこれだけです。これらは、『ツールボックス』から選択することが出来ます。Visual Studioを初めて起動した場合、表示されていない場合があります。その場合、「表示(V)」タブから「ツールボックス(X)」を選択すると、画面左側に表示されますので、表示させておいてください。

 

Labelの配置

それでは、「Label」の配置からやってみたいと思います。「Label」とは、フォームに文字を書き込むためのボックスになります。今回で言うと、「現状リスト」や、「変更後リスト」がこれにあたります。それでは、左側のツールボックスから「Label」を選択してドラッグアンドドロップしてみてください。Labelと書かれた文字が置かれたと思います。このLabelを選択した状態で、プロパティを見てみてください。先程と同様に、「Text」と「(Name)」を変更してみたいと思います。「Text」を「現状リスト」に、「(Name)」を「Label_destination_asis」に変更してみてください。表示が変わったと思います。

 

これでは、まだ完成イメージ通りになっておりませんので、もう少し加工してみます。同じように「AutoSize」という項目を見つけることが出来ますか?この項目を「Ture」から「False」に変更してください。これは、文字数に応じてボックスのサイズを自動調整してくれる項目で、今回は不要なので「False」にしておきます。これでボックスのサイズを自由に変更できるようになります。

 

「TextAlign」と言う項目が、先程の「Text」の下にあると思いますが、これを中央に変更します。プルダウンすると表示する位置が図示されると思いますので、中央を選択して変更してみてください。文字がボックスの中で、中央に移動しているのがわかると思います。最後に、「BorderStyle」という項目を変更します。これは、Labelの枠を付ける項目です。「BorderStyle」が「None」と入力されているので、「FixedSingle」に変更してみましょう。Labelに枠が付けられたと思います。この他にも、文字のサイズや色などもこのプロパティで変更すること出来るので、自分の好みに合わせて変更してみてください。具体的なパラメータは、以下の通りとなります。

 

 

RichTextBoxの配置

次は、「RichTextBox」の作成です。「TextBox」とは、ユーザに入力させるためのインターフェースとなり、「RichTextBox」は、その拡張版となります。「TextBox」は、一行しか入力できないのに対して、「RichTextBox」は、複数行入力させることが出来ます。今回は、ユーザに疎通先のアドレスを複数行入力できるように「RichTextBox」を使用することにします。

 

使い方は、先程の「Label」と同様で、左側のツールボックスから「RichTextBox」をドラッグアンドドロップして配置し、「(Name)」を変更するだけです。左側の「現状リスト」の下に用意した「RichTextBox」の「(Name)」を「RichTextBox_asis」、右側の「変更後リスト」の下に用意した「RichTextBox」の「(Name)」を「RichTextBox_tobe」に変更しておきます。たったこれだけでOKです。

 

※先程紹介した書籍では、「TextBox」が紹介されていますが、基本的な操作は一緒です。

 

Buttonの配置

最後は、「Button」の配置となります。「Button」とは、ユーザにクリックさせることで、特定の処理をさせる機能となります。今回の仕様としては、左側に現状の宛先リストを表示させて、その内容を変更後に使用したければ、左から右の変更後リストの「RichTextBox」にコピーさせるようにします。その後、リストを追加・削除がしたければ、変更後リストを加工し、リストの作成ボタンでExpingの宛先リストに反映させるようにしたいと思います。作成するボタンの機能は以下のようになります。

 

 

こんな感じにするための「Button」を作成していきたいと思います。基本的な作り方は、今までと同じで「TextBox」と「(Name)」を任意のものに変更しておきましょう。具体的なパラメータは、以下の通りとなります。

 

 

まとめ

ベル

今日の授業はここまでとします。まずは、フォームを作成してみましたがわかりましたでしょうか?初めてVBについて勉強された方は、難しく感じる部分もあるかもしれませんが、先に紹介させていただいた「3ステップでしっかり学ぶVisual Basic入門」では、もっと丁寧に解説していただけているので、参考にしてみください。僕も初めてVBを使ってみましたが、この本1冊でここまでの内容は作成出来るようになります。試してみてもらえればと思います。ここまで出来たら、次の『VB(Visual Basic)でExpingを操作(2) ~ボタン作成編~』の授業に進みましょう。

 

『VB(Visual Basic)でExpingを操作(2) ~ボタン作成編~』

VB(Visual Basic)でExpingを操作(2) ~ボタン作成編~

 

先に紹介した書籍以外に参考にさせていただいた書籍も紹介させていただきます。

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