Winmergeでログ比較 ~基礎編~

ベル

今回の授業は、『Winmergeでログ比較』です。ネットワークエンジニアで仕事していると、Configやログの比較をすることが多々あります。そんな時に使える便利なフリーツールを紹介させてもらいます。

 

Winmergeとは

Winmergeとは、ファイルやフォルダを比較し、マージまでしてくれるフリーソフトです。以下のサイトでダウンロード出来るので、まだ使ったことなかった人は、是非使ってみてもらいたいですね。

http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-SanJose/8165/winmerge.html

 

どんな時に使うの?

どんな時に使うの?って思われる方のために、使用タイミングを紹介させてもらいます。ネットワークエンジニアとして仕事いれば、Configやログの比較を行うことが多いです。今回は、簡単にConfigの比較を取り上げて解説していこうと思います。

 

そもそも、Configとは、ネットワーク機器の設定データのことです。ネットワーク機器にログインして設定変更をする際は、GUIではなくCLIで実施することが多いです。その設定データの投入手順は、以下の手順で行います。

 

 

そこで①と③のshow running-configを比較する際に使用されるのが、このWinmergeです。それでは簡単ですが、設定追加の流れから説明させてもらいます。

 

事前ログ取得

設定変更を行う前に必ずやるべきことは、既存のログを取得しておくことです。いくつかの理由がありますが、一番の理由は、設定変更がうまくいかなかった場合に切り戻し(フォールバック)後の確認をするためです。作業は必ずしも成功するとは限りません。その戻した時に、元通りに戻っているかを最初に確認するのが、事前の『show running-config』になります。

 

その事前ログは、設定変更後にも差分比較として使用するのも当然のことです。設定変更内容が反映れていること設定変更内容以外に差分がないことの2つの観点でチェックするために設定変更前に必ず、取得するようにしましょう!

 

 

設定変更

商用の機器で設定変更を行う場合は、基本的には投入パッチを用意して入れるようにしましょう。投入パッチとは、投入するコマンドをテキストに書いたものです。思い付きで設定するのではなく、必ず事前にテキストに書き出すことで、作業者全員と認識合わせしてから投入することが可能となります。今回は以下の設定を投入しようと思います。この設定内容を事前にテキストに書いて保存しておきましょうね!

 

interface fastEthernet 0

ip address 10.1.1.1 255.255.255.0

no shutdown

 

ちなみに自宅ラボなどでは不要ですよ。自宅ラボではどんどん手打ちしてコマンド慣れすることの方が大切なので、コマンド打ちの数を増やすことに集中しましょうね!『自宅ラボ』に興味を持ってもらえたら、こちらの授業に参加してみてください!

 

自宅ラボのススメ

 

 

事後ログ取得

作業が完了したら事後ログを取得して、事前との比較を行います。そこで設定変更内容が正しく反映されているかを確認します。そこで設定内容の確認を目視で行えば、当然見落としが発生してしまったりするので、ツールなどを使用して比較することが多いです。

 

そこで紹介したいのが、今回のWinmergeという比較ツールです。複数のファイルを比較して差分のある部分だけを色を付けて表示してくれるため、一目でわかるようになるのです。

 

これはファイル比較だけでなく、フォルダ単位でも比較することが可能なんです。設定変更が1、2台程度であればファイル毎でもいいですが、数十台の設定変更を行うこともあります。それを1つずつ比較していたら手間ですよね。そんな時は、ファイルまとめて比較することも可能です。やり方については、後述していきますね。

 

Winmegeの使い方

それでは、Winmergeの使い方を教えていこうと思います。最初に紹介させていただいたサイトからソフトをダウンロードしてください。自分のOSに合わせて「32bit/64bit」を選択してくださいね。

 

ダウンロードしたらソフトをインストールしたら準備は完了です。ここでポイントとなるのが、「エクスプローラのコンテキストメニューに追加」をチェック入れておいてください。これにより比較したいテキストを右クリックした際にWinmergeとの比較に関連付けることが可能となります。

 

ファイル比較

それでは比較をしていきましょう!比較する方法はいくつかありますが、一番シンプルなのがWinmergeを起動して、その中に比較したい2つのテキストファイルをドラッグアンドドロップすることです。たったこれだけで比較をしてくれます。簡単ですね。試しにやってみてください。先程の設定変更を行っていれば、以下のように表示されるはずです。

 

 

このように比較結果が表示されていたらOKです!

 

フォルダ比較

先に紹介させてもらった通り、フォルダ毎の比較も可能です。例えば、『beforeフォルダ』『afterフォルダ』を作成して5台のルータを比較する場合、両フォルダを先程同様、Winmergeにドラッグアンドドロップしてみてください。以下のように表示されると思います。

 

 

あとは比較したい2つのテキストを選択して『Enterキー』を押下してくれれば、比較が開始されます。ファイル比較の時と同じような内容が表示されるはずです。

 

まとめ

ベル

今回は、Winmergeの基本的な使い方を勉強してきましたが、いかがだったでしょうか?次回は、もう少し便利な使い方を紹介していこうと思います。ツールは常に使うのではなく使いこなすことが大切です。そうでなければツールで出来ることしか確認しなくなってしまいます。そうならないようにするために、使いこなせるようになりましょうね!

 

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